教育マイクロワールド研究会 (過去の記録)
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第20回教育マイクロワールド研究会
12月も半ばとなり、何かとあわただしい中、12月14日(土)、第20回教育マイクロワールド研究会が開催されました。

『LOGOのたまご』検討・協議

司会:鎌田敏之先生
推進&まとめ:正田良先生

○11月に引き続き『LOGOのたまご』の研究会バージョン編集について検討・協議を進めました。今回は第3章 テキストボックス に関する検討が行われました。

検討題材:3章

発射(p.47)     
亀打ち(p.52)
CAI1(p.74)
カメの会話(p.127)   
生活表づくり(p.133)    
読書時間(p.140)    

[ダイジェスト]
 さまざまなテクニックを使った「LOGOのたまご」作品集の中から「テキストボックス」という章立てをするには、かなり無理がありました。これは、私たちが研究会バージョンとして、典型的な使用例、系統的な使用例を取り上げたい、としているためです。テキストボックスに関しては典型的、系統的な使用例をかなり加筆する必要がありそうです。
そのため検討結果も下記のようにフォームを変えました。
 また、前回くらいから「実用プログラム」という括り(くくり)が登場しています。これは、それぞれの章に属していても、解説には特にページを割かない(プログラム自体を活用してもらえば良い)タイプの作品です。具体的には<C2><C1><D>の評価のものです。

○3章の検討結果
   節と名称(ページ):概要
   /要点や特記事項
   *検討の結果

    13 発射(p.47) :赤い玉がUFOに当たると得点がアップ          
    /テキストボックスを得点(変数の値)の表示に利用。テキストボックスは「変数の視覚化」をする道具でもある。ゲームを作る子どもにとって、得点の表示テクニックは必須。
    *書き換え→ボタンを押すと数字が表示されるなど簡単な作品例を作る:ゲームの流れに入れる<C2またはE2>*追加内容→「テキストボックスの基本的な使い方」<A5>                                                
    14 亀打ち(p.52) :キーボードからの文字入力
     /キーボード入力練習の実用プログラムとして制作したものなので英語のプログラム部分は子どもにはブラックボックスで構わない(金井先生)。「質問」と「答え」の使い方が初出。また、新しいかめ(newturtle)というコマンドも初出。*実用プログラムに<C2またはD>  
    *追加内容→典型的な「質問(question)」と「答え(answer)」<A5>          
      
    18 CAI1(p.74):テキストのスタンプ
    /テキストボックスをスタンプして、書いてある文字を丸ごとページ背景に貼り付ける…というテクニックが使われている。しかしメインはCAIを作る活動で、ページの管理が中心。
    *前後のもの(17 発表、19 CAI2、20 並べ問題)とまとめて、「ページ制御」の括りに入れる<B3>
    *追加内容→シンプルなテキストのスタンプの例「いろいろなテクニック」の括りに入れる<B5> 

    28 カメの会話(p.127) :クリップボードに取り込んだで文字列をスタンプする
    /2つのテキストボックスに書き込んだテキストを、「カメの会話」として画面上に表示する。クリップボードを介するのはやや特殊なテクニックか。
    *書き換え→クリップボードのかわりに変数を使う<A5>

    29 生活表づくり(p.133):文字をシェイプにして生活表の中にスタンプする
    /このような使い方もあるという例。先生の似顔絵をシェイプにしてスタンプするという応用もある。それぞれの現場にあった形での応用は、いろいろありそう。
    *実用プログラムに<D>                       

    30 読書時間(p.140)  :カメのスタンプで棒グラフをかく
    /グラフを描く際に、カメをスタンプしていく発想は面白い。カメが罫線を描くプログラムは、ユーザー(または子供たち)に無理に理解させる必要はない。別途に系統的なステップで、この部分を説明すれば理解可能だが。
    *実用プログラムに<D>

○次回予定

  • 第4章の検討を行います(節番号 17、19、20、15、16、24、25、26、27)

 

 第21回研究会のご連絡
下記の要領で、第21回教育マイクロワールド研究会を開催いたします。

<日時>平成15年2月8日(土) 13:30〜15:30(予定)
<場所>メディアラボ

【今回の予定】
■《第4章 ページ、発展応用》 です。これについては、<対応する『卵』のセクション>の項目に資料(「2002年度の活動方針を具体化するに当たっての提案」by正田先生)から第4章に関して抜粋してご紹介しています。

■成果物の形態について、最終的な検討を行う
■これまで保留にしてきた部分や追加内容、書き換え内容などを整理、検討する。


<対応する『卵』のセクション>
(括り)     節と名称 (ページ)  概要
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(ページの制御)    17 発表 (p.71)  マウスのクリックでページが変わる
(ページの制御)    19 CAI2 (p.79)  オーサリング・ソフトが作られている
(ページの制御)    20 並べ問題 (p.84) これもCAI,シェイプをドラッグして並べる
(シェイプエディタ)   15 花のつくり (p.60)  シェイプの自作
(シェイプエディタ)   16 校庭 (p.66)  画像をシェイプに読み込む
(シェイプエディタ)   24 面積 (p.103)  亀がマス目を数える.図形エディタつき
(シェイプエディタ)   25 足裏の面積 (p.107)  ファイルのインポートで背景を
(センサとしてのマウス) 26 マウスの動き (p.115)
(センサとしてのマウス) 27 落下運動 (p.118)  前項の技術でマウスを落下させる
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**途中から参加される会員大歓迎**
『LOGOのたまご』のプリントアウトは、会場に準備してあります。

◎「マイクロワールドEX」製品版と「利用の手引(CD-ROM)」をお配りしま
す(もちろん、参加できない会員には発送)。