太陽(たいよう)の動き方      作品例:太陽の動き方.mwx

カメを太陽(たいよう)にして、太陽(たいよう)が動いて見えるようすをシミュレーションしよう。 
学習内容(がくしゅうないよう)
・モデル化
 を左クリックすると
シミュレーションします。


<考え方>
・KAMEが右回りに円をえがきます。
・KAMEが真南(まみなみ)のとき一番高い位置になります。
・KAMEの高さが太陽(たいよう)の高さになります。
太陽(たいよう)(よこ)位置(いち)は、1分間に1ドット移動(いどう)します。つまり、60ドット移動(いどう)すると1時間です。
・たての高さ4ドットを太陽(たいよう)の高さ1度とします。つまり、40ドットで高度10度になります。
・地球の地軸(ちじく)が23度かたいむいているので、夏は+23度、冬は-23度、春と秋は0度だけ、高さが変わります。→発展
太陽の動き方のもと.mwxを 左クリックしてはじめましょう。 



1.太陽の見え方のプログラミング

(1)KAMEが1分間に進むプログラムを書きます。

 ・1日は、1440分です。 60 × 24 = 1440
 ・1分間に進む長さは、1.57 です。 ( 円の直径(ちょっけい)を720にしました。 720×3.14÷1440 )
 ・1分間で回転(かいてん)するのは、0.25 です。 ( 360度÷1440分=0.25 )

(2)を左クリックすると、シミュレーションします。
 ・太陽が真南(まみなみ)になる時刻(じこく)は、観測地(かんそくち)経度(けいど)によって変わります。兵庫県明石(あかし)東経135度で太陽が真南になる時刻(じこく)を日本の12時と決めています。 埼玉県では、12時より早く真南(まみなみ)になります。真南(まみなみ)になる時刻(じこく)南中時刻(なんちゅうじこく)と言います。
英語 日本語

to GO :j
everyone
[setheading 270 setx 0 sety -360 + 4 * :j]
clean
dotimes[i 1440]
[
KAME、
forward 1.57 right 0.25
 if (ycor + 1) > 0 [SUN, P :i]
wait 0.1
]
end

手順は GO :j
全部
「向きは 270 よこのいちは 0 たてのいちは -360 + 4 * :j」
えだけけす
それぞれの数字をやる 「i 1440」

KAME、
前へ 1.57 右へ 0.25
 もし (たてのいち + 1) > 0 「SUN、 P :i」
まつ 0.1

終わり
 
<発展> 緯度(いど)季節(きせつ)
太陽が見える高さは、緯度(いど)季節(きせつ)で変わります。
緯度(いど)が高くなると太陽高度(たいようこうど)(ひく)くなります。
地球の地軸(ちじく)が23度かたむいているので、夏は23度高くなり、冬は23度低くなります。
SUN(カメ)の中の手順の中の数字で合わせます。
 to P :i
 sety(KAME's[ycor]) * 78 / 90 
 setx :i - 720
 if 0 = remainder :i 60 [stamp] 
end 
78 は、(90 - 緯度(いど)) + 季節(きせつ)(夏23、春秋0、冬-23)で計算した数字です。

埼玉県(緯度(いど)35度)で6月21日(夏23度)の場合は
(90 - 35) + 23 = 78