かべ打ち  作品例:かべ打ち.mwx

かべにカメが当たるとはね返ります。
<学習内容>
・手順を構造的にメインとサブで考える
・色の中にあるイベントの使い方を考える
・並列処理を考える
 でカメが進みます。

 かべで、「ポン」と音を出して

 はね返ります。
<考え方>
・横に ぶつかったときは 360度からかべに当たったときの向きの角度を引いた数がはね返る向きの角度になる。


 はねかえった向き = 360 - ぶつかる前の向き
・たてにぶつかったときは、 横にぶつかったときよりも 180度 多い はね返る向きの角度になる。

 はねかえった向き  = 360 - ぶつかる前の向き + 180

= 540 - ぶるかる前の向き 

 
<プログラミング> かべ打ちのもとを 左クリックしてはじめましょう。 


1.カメをはりつけます。
(1)を左クリックして、ページの上でもう一度左クリックします。


2.ボタンをはりつけます。
(1)を左クリックして、ページの上でもう一度左クリックします。
(2)命令として、 GO を書きます。 


3.音をインポートします。
(1) ファイルから 音声・効果音 を左クリックします。
(2)  openb.wavを開きます。



4.色のイベントを作ります。
(1) かべの色の上で右クリックして 設定を左クリックします。
(2)色のイベントとして、 kabe を書きます。
(3)  地面の色の上で右クリックして設定を左クリックします。
(4)色のイベントとして、 jimen を書きます。



5.メインとサブに分けて手順を作り、構造的に作業します。
(1)最初によばれる、メインの手順を書きます。
 英語 日本語
to GO
forever[forward 0.5]
end
手順は GO
無限に「前へ 0.5」
終わり 
forever で[forward 0.5] を無限に実行される並列処理(へいれつしょり)にします。
 並列処理にすると、他の命令の実行が終わらなくても、カメが動きます。
(2)色の中にあるイベントからよばれる サブの手順を書きます。
 英語 日本語
to kabe
launch [openb]
setheading 360 - heading
end
to jimen
setheading 540 - heading
end
手順は kabe
始める「openb」
向きは 360 - 向き
終わり
手順は jimen
向きは 540 - 向き
終わり
launch で [openb] を並列処理(へいれつしょり)にします。
 並列処理にすると、音が鳴り終わらなくても、次の行へ進みます。

※ここでの並列処理は、プログラムとして並列に動作することを考えていますが、実際のコンピュータの中では、短い時間に順に実行しているので平行処理です。
 コンピュータによっては、複数のCPUを使って、並列に処理する場合があります。