図形を書く     作品例:図形を書く.mwx

線を書く手順で、手順に入力ができるようにすると、一つの手順で、いろいろな線を書くことができるようになります。さらに、手順の中で、自分を呼ぶようにすると無限にくりかえして線を書く手順になります。
<学習内容>
・引数のある手順の考え方
・再帰処理の考え方
 を左クリックすると図形が書かれます。

 を変えてみよう。

 で消えます。
<考え方>
・引数のある手順で、変数の値を指定します。
・手順は関数のなかまです。
・ここでの手順は、引数として外からの入力があり、出力の無い関数のなかまと考えられます。
・再帰処理をすることで、変数の値を変化させます。


<プログラミング> 図形を書くのもとを 左クリックしてはじめましょう。 



1.プログラムを考える
(1)引数を使った手順を書きます。
 英語  日本語
to z4 :A :S
pd
setcolor :S
repeat :A
[
fd :S
rt 360 / :A
]
pu
z4 :A :S + 1
end
手順は z4 :A :S
ペンを下ろす
色は :S
くりかえす :A

前へ :S
右へ 360 ÷ :A

ペンを上げる
A4 :A :S + 1
終わり

・z4 :A :S + 1 で自分自身を呼んでいます。このような処理を再帰処理と言います。

・手順は、関数のなかまです。中学校の数学で学習する関数と同じ意味です。
 数学で学習する関数は、入力と出力がありますが、ここでの手順は、出力(もどり値)が無いので、関数と言わずに手順と言って区別することがあります。 
 数学で言っている関数は、引数ともどり値のある手順になります。
 を左クリックすると図形が書かれます。

 を変えてみよう。

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