放物線運動1  作品例:放物線運動1.mwx

等加速度運動するカメから、重力で加速しながら落ちていくカメのプログラミングを考えよう。
このとき、落ちていくカメがえがく軌跡(きせき)を放物線と言います。
<学習内容>
・カレント以外の参照
・引数のある再帰処理
 で等速直線運動をします。

 で赤いカメが放物線をえがいて、落下します。
<考え方>
・横方向の速さが一定のまま、落下する速さがだんだん速くなります。
<プログラミング> 放物線運動1のもとを 左クリックしてはじめましょう。 


1.GO の手順を作ります。
(1)手順タブに GO のプログラムを書きます。
手順は GO
赤カメ、 ペンを下ろす
位置は 頼む "黒カメ 「位置」
名前は "落下 0
絵だけ消す
等速直線運動 0
終わり
・手順はGO は、プログラムを始めるときに、最初に呼ばれる手順です。
ここで、黒カメと赤カメの位置を設定するなど、プログラムの初期設定を行います。
そして、ここから等速直線運動をする手順 等速直線運動 0 を呼びます。

頼む ”黒カメ で、カレントを移動せず、カレント以外のカメの情報を参照します。


2.等速直線運動:重力  の手順を作ります。
(1)手順タブに 等速直線運動 :重力の のプログラムを書きます。
手順は 等速直線運動 :重力
黒カメ、
横の位置は 横の位置 + 0.05
赤カメ、
横の位置は 横の位置 + 0.05
縦の位置は 縦の位置 - :重力
等速直線運動 :重力 + :落下
終わり
・黒カメと赤カメを同じ 0.05 ずつ横に移動して、等速直線運動にします。
・赤カメは、縦方向に :重力 だけ、移動するプログラムですが、:重力の値が0なので移動しません。
・最後の行で自分自身を呼ぶ、再帰処理の手順です。
 


3.投下 の手順を作ります。
(1)手順タブに 投下 のプログラムを書きます。
手順は 投下
名前は "落下 0.00003
終わり
・この手順を実行すると、変数 :落下 の値が0から0.00003 に変化します。
このことで、等速直線運動:重力 の中の :落下 の値も 0.00003になり、
自分が呼ばれるたびに :重力 の値が :落下の値ずつ減って、等加速度運動で落下します。
で等速直線運動をします。
で赤いカメが放物線をえがいて、落下します。