放物線運動2  作品例:放物線運動2.mwx

等加速度運動するカメから、重力で向きを変えながら加速して落ちていくカメのプログラミングを考えよう。
このとき、落ちていくカメがえがく軌跡(きせき)を放物線と言います。
<学習内容>
・カレント以外のカメの情報の参照
・向きが変わる落下運動
 で等速直線運動をします。

 で赤いカメが放物線をえがいて、落下します。
<考え方>
・青カメを今の青カメの速さで前へ進め
 重力による落下をします。
 この位置の向きが赤カメが進む向きになります。
 この位置までの距離が赤カメが進む速さになります。

<プログラミング> 放物線運動2のもとを 左クリックしてはじめましょう。 


1.GO の手順を作ります。
(1)手順タブに GO のプログラムを書きます。
手順は GO
全部

位置は 「-340 240」
ペンを下ろす
絵だけ消す
向きは 90
速度は 10
落下は 2

無限に「GO2」
終わり
・手順はGO は、プログラムを始めるときに、最初に呼ばれる手順です。

・コマンドセンターで
 カメの中の名前は ”速度
 カメの中の名前は ”落下

を実行して、速度と落下という名前の変数を作ってあります。

・ここで、全部のカメの位置を設定するなど、プログラムの初期設定を行います。
そして、ここから等速直線運動をする手順 GO2 を呼びます。


2.GO2  の手順を作ります。
(1)手順タブに 等速直線運動 :重力の のプログラムを書きます。
手順は GO2
黒カメ、 前へ 速度
赤カメ、 前へ 速度
青カメ、 前へ 速度
待つ 10
終わり
・黒カメと赤カメと青カメを同じ 速度で前に進めて、等速直線運動にします。


3.投下 の手順を作ります。
(1)手順タブに 投下 のプログラムを書きます。
手順は 投下
取り消す「GO2」
投下2
終わり
手順は 投下2
黒カメ、 前へ 速度
青カメ、 
位置は 頼む "赤カメ 「位置」
速度は 頼む "赤カメ 「速度」
向きは 頼む "赤カメ 「向き」
前へ 速度
縦の位置は 縦の位置 - 落下
赤カメ、
方向 "青カメ
速度は 距離 "青カメ
前へ 速度
待つ 10
投下2
終わり
・すべてのカメが等速直線運動していたのを取り消し、黒カメだけ等速直線運動をするようにします。
・青カメを動かして、等速直線運動による動きと落下運動による動きの足し算を作図します。
 作図した位置までの距離が赤カメの速さになり、その向きが赤カメの進む向きになります。
で等速直線運動をします。
で赤いカメが放物線をえがいて、落下します。