改行(かいぎょう)スペースのあるテキスト文字の提示
 作品の中で、会話文などテキスト文字を表示したいときがあります。
 「おはよう きよみさん」と分かち書きされた文字を表示するときは、どうすれば良いか考えてみましょう。
 プログラミングでは、「おはよう きよみさん」と語句と語句の間にスペースが入っていることに注意が必要です。
 なぜなら、コンピュータでは、スペース、改行、「」を語句の区切り記号として扱うことがあるからです。このような考え方をリスト構造(こうぞう)と呼びます。

 プログラムでは、 ” で始まる文字列は、文字列の中に区切り記号を入れることができません。区切り記号は表示される文字では無いからです。
 区切り記号を文字として表示したいときは、| |で囲み ”|区切り記号をふくむ文字列| とします。このようにすることで、改行やスペースが正しく表示されます。
 コンピュータで扱う文字は、ASCIIコード、ユニコードなどと呼ばれる数字記号でできていて、この中には、文字として表示できるものと改行のように制御するためのコードがあります。送る側のコードの種類と受け取る側のコードの種類が違うと文字化けします。
   
テキスト文字の提示
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