カメの並列処理(へいれつしょり)
 カメの中にプログラムを書いてクリックオンすると、独立(どくりつ)したプロセスとしてカメの中のプログラムが実行されます。
 このような動作を並列処理(へいれつしょり)と呼びます。
 「無限に」「始める」で実行されるプログラムは、並列処理(へいれつしょり)になります。
 カメの中に命令を書いて「無限に」にして、クリックオンで実行すると、並列処理(へいれつしょり)になります。ページに複数(ふくすう)のカメがいて、衝突(しょうとつ)イベントを使うようなプログラムでは、カメをクリックオンするプログラムにした並列処理(へいれつしょり)にします。
 画面にカメや▲、ネコ、ウサギがいて、動くとLOGO言語と呼ぶ場合もありますが、マイクロワールドEXのLOGO言語は、言語の文法がしっかりできていて並列処理(へいれつしょり)衝突処理(しょうとつしょり)に優れています。
 厳密(げんみつ)に言うとLOGO言語で並列処理(へいれつしょり)は、短い時間に順に行っているだけなので、見かけ上の並列処理(へいれつしょり)です。
   
カメを使って
並列処理(へいれつしょり)の動き方
 魚たち.mwx
カメをアニメーションにして、
カメの中のプログラムをクリックオンで動かすと、
並列処理(へいれつしょり)となって、4匹のカメがそれぞれ独自(どくじ)のタイミングで動きます。

1つのプロセスでの動き
 魚たち手順.mwx

並列処理(へいれつしょり)で無いプログラムにすると、1つのプロセスで動くことになり、手順の順に動きます。(GOボタンを無限に設定しています)

無限にを使って
並列処理
 わかりやすい変数名.mwx
「無限に」は、プロセスで動くので、並列処理(へいれつしょり)になるので、カメをクリックオンで行う並列処理(へいれつしょり)のように動きます。
少し違うのは、カメの中のプログラムがプロセスになっていないので、カメの中にある追加設定に命令を書くと、その命令が実行したときシステムが正常動作できなくなってしまいます。(いわゆる暴走状態(ぼうそうじょうたい)になります)
自分で新しいプログラミングを考えていくときは、このような暴走(ぼうそう)があるので実行する前にプログラムを保存しておくことが大切です。