手順を構造的に
 GOの合図でスタートするカメを手順の流れを構造的に考えてプログラミングしてみよう。
 GOボタンで、カメがスタート位置につく→出発の合図の音→カメがスタートし、一周して終える。
 プログラムの流れを分析(ぶんせき)していき、それを手順として、上から下へと順に実行するようにならべてプログラミングしていきます。
 そのとき、それらの手順の中身をいくつかに分けることができるときがあります。そのようなときは、分けた中身を新しい名前の手順として、いくつかの手順を構造的(こうぞうてき)に考えていきます。このようなプログラミングは構造化(こうぞうか)プログラミングと呼ばれています。
 昔のプログラミングでは、プログラムは上から順に実行されるだけでしたが、その後 多くのプログラム言語は、構造的(こうぞうてき)に実行できるように進歩しています。構造的(こうぞうてき)にプログラミングできることで、構造的に分けて部分ごとにプログラミングできるので見通しも良く、複雑(ふくざつ)な動きをする大きなプログラムも作りやすくなりました。
   
1.GOで手順の流れ
GOで手順の流れ.mwx
 GOボタンを左クリックしたときの手順を書きます。

新しい手順(関数)
ドン.mwx
 「位置につく、合図、一周する」を新しい手順(関数)として作ります。
 この手順はもどり値の無い関数として考えれば良いでしょう。