光の進み方  作品例:光の進み方.mwx

2ひきのカメが光となって、板ガラス、プリズム、鏡へと進みます。
中1光の進み方のダウンロード
 でカメがレーザーから光として進み、

 板ガラスとプリズムで屈折し

 鏡で反射して、黒で止まります。

 で、もとの位置にもどします。

<考え方>
調べてわかったこと
・光には粒子(りゅうし)としての性質があり、真空の中では直進する。
・ガラスや水の中を進むときは、空気中より遅くなる。

・光には波の性質がある。
・光の進み方には、反射、屈折がある。
 
調べたてわかったことから、プログラミングを考える 
(1)光の粒子(りゅうし)をカメにする。 光の直進は、カメの直進と考える。
  ・背景の色(下の色)によって、の速さを変える。
  ・空気中の色より、ガラス、プリズムの色のときを遅くする。 
  ・鏡は、ガラスやプリズムと違って、「中に進む時間が短く、すぐに外に出る」と考えて、速く進む色にする。
  ・テーブルの色 では止まることにする。
(2)波をつくる水は、つながろうとするので水滴を作ります。光のカメも、近くのとつながろうとしながら進むと考えてみます。 
  ・kame1と kame2 を作り、お互いに離れないように進むようにプログラミングする。
 

<プログラミング> 光の屈折のもとを 左クリックしてはじめましょう。 


1.光カメが直進する 「光の直進」の考え方のプログラミング
(1) が下の色で速さを変えて、直進するプログラムを書きます。
    forward 20 / colorunder
   ・colorunderは、下の色を数字で返します。 40  81  6 
 英語 日本語
to L

forward 20 / colorunder
drow
end
手順は L

前へ 20 ÷ 下の色
drow
終わり 
 
(2) to L を実行するように kame1(上にあるカメ)を右クリックして、設定の命令に L を書きます。
  
 
(3)プログラムが書けたらkame1を左クリックして、 to L を実行してみます。


2.kame1とkame2が互いに つながろうとする 波の考え方のプログラミング
(1) kame1kame2との距離を一定にしようとするプログラムを書きます。
   towards "kame2 left 91
   ・towards "kame2 で、kame2に向いてから、left 91 で左を向いて、kame2の左側を平行に進むことを考えています。 
 英語 日本語
to L
towards "kame2 left 91
forward 20 / colorunder
drow
end
手順は L
向きは ”kame2 左へ 91
前へ 20 ÷ 下の色
drow
終わり 
 
(2)プログラムが書けたらを左クリックして元にもどしてから、kame1を左クリックして、 to L を実行してみます。
 
(3)kamae2には、 命令 Rが書かれています。 
 
 
 英語 日本語
to R
towards "kame1 right 91
forward 20 / colorunder
drow
end
手順は R
向きは ”kame1 右へ 91
前へ 20 ÷ 下の色
drow
終わり 
 
(4)プログラムが書けたらを左クリックして元にもどしてから、kame2を左クリックして、 to R を実行してみます。 
 


3.光の進み方をシミュレーションする
(1)を左クリックして元にもどします。
 
(2)を左クリックします。
  to GO で2ひきのカメ(全部のカメ)がクリックされて、2ひきが同時に動くので、平行に直進します。 
 英語 日本語
to GO
everyone[clickon]
end
手順は GO
全部「クリックオン」
終わり 
(3)テーブルの色に入ると、色の中の命令(stopall) でプログラムを終えます。
  


 発展
(1) を左クリックしてから、ガラス、プリズムの色を89にしてからしてみよう。
    ・数字が大きくなり、光の進み方が遅くなると、屈折が大きくなる。
 
(2)が進んだあとに赤い線が引かれるプログラムを見てみよう。
 ・ pd (ペンを下ろす)で、線が引かれますが、いきなり線を引いてしまうと、下の色 の命令が使えません。
 そこで、2ドット下がってからペンを下ろし、1ドットの線を引いてから、ペンを上げてから、2ドットもどっています。
 英語 日本語
to drow
back 2 pd
forward 0
pu forward 2
end
手順は drow
後ろへ 2 ペンを下ろす
前へ 0
ペンを上げる 前へ 2
終わり