メンデルの法則  作品例:メンデルの法則.mwx

メンデルが実験したエンドウの子葉の色の遺伝のようすをシミュレーションします。
中3メンデルの法則のダウンロード
(1)で初期化します。
(2)で速さを調整します。

(3)で親から子を作ります。

(4)で子から孫を作ります。

(5)(4)を何度かくりかえし、形質の割合を調べよう。

<考え方>
「メンデルのエンドウの実験」を調べてわかったこと
・種子の形の丸、しわのように同時に現れない形質を対立形質という。
・代々、ある形質が同じである場合、純系という。
・親の遺伝子は対になっている。純系丸の親はAA 純系のしわの親はaa と書ける。
・純系の対立形質を親としたとき、子には一方の形質が現れことを優性の法則という。現れる形質を優性形質、現れない形質を劣性形質という。
・純系の親から生まれた子で、丸はAA、Aa(aA)で、しわはaa
 
調べてわかったことから、プログラミングを考える 
(1)純系優性形質の親を AA とし、そのときの遺伝子をリストで [2 2]とする。
 リストの1番目と2番目を足した4を使い、4番目のシェイプが形質を表す。


(2)純系劣性形質の親を aa とし、そのときの遺伝子をリストで [1 1]とする。
 リストの1番目と2番目を足した2を使い、2番目のシェイプが形質を表す。

(3)受粉するときは、ランダムにリストの1番目か2番目が取り出される。
  から、ランダムにが配偶子に取り出される。
  から、ランダムにが配偶子に取り出される。
  から、ランダムにが配偶子に取り出される。

<プログラミング> メンデルの法則のもとを 左クリックしてはじめましょう。 


1.純系の親から子(F1)をつくるプログラム
(1) から、分離されたが表示されるプログラムを書きます。
   P1G, setG pick P1's[G] setsh G + 4
 ・カメP1の中の変数Gは、[2 2]です。 
 ・カメP1Gの中の変数Gを

カメP1の中の変数Gからランダムに1つを取り出した数にします。そして、その数に4を足した番号のシェイプにします。
 
(2)カメ をにするプログラムを書きます。
・カメの中の変数Gは、カメの中の変数Gの 2 とカメの中の変数Gの1から、リスト[2 1]になります、。
 ・リスト[2 1]の1番目の数1と2番目の数1を足すと3になります。カメを3番のシェイプの形にします。
 英語 日本語
to F1
dotimes[i 12][talkto word "F1 :i + 1 setsh 1]
dotimes[i 12]
[
P1G, setsh 1 P2G, setsh 1
wait T
P1G, setG pick P1's[G] setsh G + 4
P2G, setG pick P2's[G] setsh G + 4
talkto word "F1 :i + 1
setG list P1G's [G] P2G's [G]
setsh (P1G's [G]) + (P2G's [G])

wait T
]
end
手順は F1
それぞれの数字をやる「i 12][カメは ワード ”F1 :i + 1 形は 1」
それぞれの数字をやる「i 12」

P1G、 形は 1 P2G、 形は 1
待つ T
P1G、 Gは どれか P1の「G」 形は G + 4
P2G、 Gは どれか P2の「G」 形は G + 4
カメは ワード ”F1 :i + 1
Gは リスト P1Gの「G」 P2Gの「G」
形は (P1Gの「G」) + (P2Gの「G」)
待つ T

終わり


2.純系の親から子(F1)をつくるプログラムを試してみよう。
(1)を左クリックして、 初期化します。
(2)を左クリックして、 to F1 を実行します。
(3) を変えて、実行の速さを変えられます。
 



3.子(F1)か孫(F2)をつくるプログラム
(1) の形をつくるプログラムを見てみよう。
 ・カメF1P1、 と カメF1P2、 で作っています。 
 英語 日本語
to F2
dotimes[i 12][talkto word "F2 :i + 1 setsh 1]
dotimes[i 12]
[
F1P1, setsh 1 F1P2, setsh 1 F1P1G, setsh 1 F1P2G, setsh 1
wait T
F1P1, setG ask word "F1 (random 12) + 1 [G]
setsh (first G) + (last G)
F1P2, setG ask word "F1 (random 12) + 1 [G]
setsh (first G) + (last G)

F1P1G, setG pick F1P1's[G] setsh G + 4
F1P2G, setG pick F1P2's[G] setsh G + 4
talkto word "F2 :i + 1
setG list F1P1G's [G] F1P2G's [G]
setsh (F1P1G's [G]) + (F1P2G's [G])
wait T
]
end
手順は F2
それぞれの数字をやる「i 12][カメは ワード ”F2 :i + 1 形は 1」
それぞれの数字をやる「i 12」

F1P1G、 形は 1 F1P2G、 形は 1 F1P2G、 形は 1
待つ T
F1P1、 Gは たのむ ワード ”F1(乱数 12) + 1 「G」
形は (最初 G) + (最後 G)
F1P2、 Gは たのむ ワード ”F1(乱数 12) + 1 「G」
形は (最初 G) + (最後 G)

F1P1G、 Gは どれか F1P1の「G」 形は G + 4
F1P2G、 Gは どれか F1P2の「G」 形は G + 4
カメは ワード ”F2 :i + 1
Gは リスト F1P1Gの「G」 F1P2Gの「G」
形は (F1P1Gの「G」) + (F1P2Gの「G」)
待つ T

終わり


4.子(F1)か孫(F2)をつくるプログラムを試してみよう。
(1)を左クリックして実行します。
(2)を変えて、実行の速さを変えられます。


 発展
(1) エンドウの実験と同じように独立遺伝子による遺伝がショウジョウバエでも見られます。 ショウジョウバエ 
 
 シミュレーションを試してみよう。
(1)で親の遺伝子を選ぶ。

(2)を選ぶ。

(3)で実行する。
 

(4)のどれかを左クリックすると初期化されます。