---三角関数---
()り子の運動          振り子.mwx
()り子の実験で、()れる周期(しゅうき)は、ひもの長さで決まることがわかりました。
重りをカメにしたら、どうなるかな?
カメの()り子ができるかな?
支点になるカメと重りになるカメを使って、()り子のプログラムを考えてみましょう。 
 <考えてみたこと>
(1)支点(してん)をかめ1、重りをかめ2とする。
(2)ひもの長さは、かめ1とかめ2の距離(きょり)
(3)かめ2が進む力は、重力 × cos(コサイン) A となる。
 
プログラミングして、()り子のように動くか試してみよう。


1.振り子のもと を左クックして開いて、プログラミングを始めましょう。


2.振り子のゆれをプログラミングします。
・重りの進む力で、だんだん速くなる運動を考えます。
・重りの進む力は、 重力 × COS(コサイン) A になります。
・計算値の誤差(ごさ)で不自然にだんだん()れが大きくならないように摩擦力(まさつりょく)を考えて自然な揺れ方にします。
手順は 振れる :速さ
作図
かめ2、 前へ :速さ
振れる :摩擦 × (:速さ + :重力 × cos 向き - 180)
終わり
行の最後で自分を呼び出す、引数のある再帰処理(さいきしょり)です。
引数(ひきすう)がだんだん大きくなることで、重りが加速(かそく)減速(げんそく)をします。


 GOボタンでプログラムを実行します。   振り子.mwx
を左クリックして、重りのカメを初期値に移動します。
で、ひもの長さを調整します。
を左クリックすると、かめ2が()れ始めます。


・振り子のような()れ方をします。
 


COS(コサイン)は180°で正負が替わるので、重りが左右に()れるように進む向きが反転する。COSの値の変化がそのまま使えると言うことから、()り子は回転運動の一つとして考えられそうです。