---衝突(しょうとつ)イベント---
カメが波を伝える         波を伝える.mwx
スプリングをゆらすと波が伝わっていきます。
何が波を伝えているのでしょう?
スプリングの振動がとなりとなりと伝わっているのじゃないかな。
スプリングをカメにして波の伝わりを考えてみましょう。 
<考えてみたこと>
(1)スプリングは、カメがつながってできているとします。
(2)はじにあるカメをゆらすと、となりのカメにぶつかります。
(3)ぶつかると衝突(しょうとつ)イベントが発生し、ぶつけられたカメをゆらします。
(4)カメのゆれが伝わっていきます。
ほんとうに波に見えるだろうか? とにかくプログラミングして試そう。 


1.波を伝えるのもと を左クックして開いて、プログラミングを始めます。


2.カメを右クリックして、カメの命令を書きます。
・ 前へ進む距離を0.1にして、200回進めることで、ゆっくりした動作に見えます。
・これで、カメが前後に振動(しんどう)したと考えます。


3.カメの追加設定(ついかせってい)を書きます。
追加設定(ついかせってい)で となりのカメとぶつかったとき、衝突(しょうとつ)イベントが発生し、衝突命令(しょうとつ)に書いて命令でぶつかったカメを振動(しんどう)させます。


4.カメをコピーして15匹にします。
(1) カメを右クリックして、コピーを選択ページの上で右クリックして、貼り付け
(2)コピー、貼り付けを15回繰り返す。


5.初期化のボタンで15(ひき)のカメをならべます。
を左クリックすると、手順に書かれた初期化が実行されます。
手順は 初期化
全部「
向きは 90
縦の位置は 0
横の位置は -350 + 43 * 最初以外 最初以外 今のカメ

終わり
・「今のカメ」の命令で、カメの名前が返ります。
 カメの名前は、「かめ1」「かめ2」「かめ3」「・・・」となっています。
・「かめ1」の最初以外の文字は「め1」です。
 さらに「め1」の最初以外は文字は「1」となります。
 最初以外を2回くりかえすことで、カメの名前から数字を取り出しています。




 GOボタンでプログラムを実行します。    波を伝える.mwx
を左クリックして、カメをならべます。
を左クリックすると、手順に書かれた初期化が実行されます。
手順は GO
かめ1、 クリックオン
終わり
・「かめ1」は、左端(ひだりはし)のカメです。
・「クリックオン」で かめ1の中に書かれた命令が実行されます。



 ・カメの密になる場所が移動していく。


・カメの動きの伝わりが波の伝わりに見えた。 
拡張命令(衝突イベント)を利用することで、波を表現することができた。