Pascal言語(パスカルげんご)
 ・ 教育用プログラミング言語として、Pascal言語は、世界中で使われてきました。
 小・中学校で簡易(かんい)グループウェアとして使われている「かわら版」や教材提示ソフトicardは、Pascal言語で書かれています。
  < Pascal言語による作品例> プログラムソースの編集にはプグラミングシステムのDelphiが必要です。
    かわら版 icard(アイカード) 
    かわら版ソース.zip   icardソース.zip  

 Delphiというプログラミングシステムでは、Pascal言語を使ってプログラミングします。ボタン、ウィンドウ・・・などのオブジェクトが用意されているので、簡単なワープロソフトや簡単なお絵かきソフトを数分で作れます。さらに、その実行速度は高速なので、通信ソフトやグラフィックソフト、ゲームソフトの作成など、幅広くプログラミングできます。
 プログラミング言語として商用的性能が優れていても、商用的に発注者がDelphiを指定することがなければ普及はありません。現時点で、DelphiとかPascal言語という言葉は消え去ってしまったようですが、言語仕様は、他のプログラミング言語に色濃く伝わっています。
 LOGO言語は、「 to ~ end 」(日本語では「 手順は ~ 終わり 」)で手順が書かれていますが、Pascal言語では、「 begin ~ end; 」で手順(procedure)を書きます。
以下の画面のページ(Form1)に11000行ほど、プログラミングされています。

 Delphiの画面


LOGO言語は、複数のページにオブジェクトをはりつけて作品を作りました。同じようにForm(ページ)を1~18まで作り、それぞれのFormのラベルやボタンなどのオブジェクトをはりつけています。