KAMEブラウザ 
KAMEブラウザ(本体はKAME.exe)は、Windows版プログラミング学習用ブラウザ(教育用フリーソフト)です。
プログラミング学習用に機能が拡張されたブラウザとして教材を開き、体験版マイクロワールドEXでプログラミングできます。
体験版マイクロワールドEXは、ライセンス期間は、製品版と同じに機能で保存ができます。
インストールしてご利用の場合は、製品版をご利用ください。→https://microworlds.jp
 KAMEブラウザのダウンロード
 1 KAME.zip を左クリックしてダウンロードする。
 2 KAME.zipをデスクトップに展開します。
 3 フォルダ内にあるKAME.exeを実行します。
展開後、KAME.exeを初めて起動したときは以下が表示されることがあります。




 初回だけはから実行します。 
 2回目以降は表示されません。
   
 4 を左クリックすると、ネット上の「カメでプログラミング」が開きます。ネット上の作品を開くと作品が【作品】にダウンロードされます。
を左クリックすると、マイクロワールドEXでプログラミングできます。
保存した作品は、から開きます。 
 5 KAMEのフォルダごとコピーしてプログラミング教材として利用できます。 →KAME入り教材


 <KAMEブラウザの画面>
ネット上の
カメでプログラミング
最初の
ページ
ページの
最上部
ページを
もどる
ページを
進む
ページの
再読込
クリックするとこのURLをKAMEで表示
ダブルクリックすると通常のブラウザで表示
ページのクリップ
次回の最初のページにする 
               →クリップ後
   
新しい作品で
プログラミング
保存した作品を
開く 
  作品の作り方 
命令語の解説 
   
  ライセンスの取得 
  線画
(画面に描画)
  < もくじ >
 KAME入り教材(モジュール教材)の作成 USBに入れて利用する教材の作成方法
 KAMEをLOGOの作品のランチャーにする  KAMEを起動しないでLOGOの作品を開く方法
 KAMEの構造  KAMEを構成するファイル
 共同利用で学年、学級、名前のセットアップ 1台のPC、あるいはサーバーを共同利用するときの方法
 作品転送  授業が始まるとき、自動で教材とする作品を児童のPCに転送する方法
 KAMEの拡張機能 作品を開けるようにKAMEで拡張されたリンク機能の使い方 
 環境設定 KAMEの設定.txtによるカスタマイズ 教材の場所を設定できます 
 線画モード 授業で、PCの画面に線画を書いて説明したり、画面を保存したりするモード 
 ライブラリ画像のカスタマイズ  マイクロワールドEXのライブラリを学習用に独自の写真や画像にする方法

▲TOP 
KAME入り教材(モジュール教材)の作成
教材を実行するのに必要なファイルをUSBメモリーに入れて、利用する教材をワードで作成します。
ネットワークにつながっていなくても、PCのデスクトップにKAME入り教材をコピーして、プログラミング学習ができます。
※index.mhtを削除して、ホームページビルダー、ワード、一太郎、Excel で作成できます。メモ帳で作成するには、HTMLのタグを書きます。

(1)ダウンロードしたKAMEをUSBメモリーに入れます。中にある【作品】フォルダの中に以下のようなフォルダーがあります。


KAMEブラウザーでネット上の作品を開くと、
図形.mwxのような作品がダウンロードされます。



2.新規でワードを起動しするかを右クリックして プログラムから開く→Microsoft Office wordで開きます。
   

3.学習プリントを兼ねてKAMEに表示される画面を作成します。











作品へのリンク


ハイパーリンクは、左記のように相対アドレスにします。最初は、以下のよう絶対アドレスになっているので、ファイル名以外を削除します。


最初は、このような絶対アドレスになっているので、
ファイル名以外を削除する。


4.Webページとして、ファイル名を index 上書き保存します。

※ Webページで保存すると、ワードとしての書式は無くなります。

※ index.mhtは、環境設定で設定しています。


※一太郎の場合は、HTML形式で、index.html として保存して、を削除します。  
 





html形式(特許)で保存 
 ▲TOP 



▲TOP 
LOGOの作品ランチャー 
LOGOの作品をダブルクリックするとKAMEを起動しないで作品を開けるようにします。

1.作品の名前の上で右クリックして→プログラムから開く→別のプログラム選択 を左クリックします。


2.その他のアプリ→ KAME.exe を選択して、
  にチェックを入れて
  します。

 ▲TOP 



▲TOP 
KAMEの構造 
KAME.exeは、プログラミング学習用のブラウザソフトです。学習テキストを表示し、リンクからプログラミングソフト(体験版マイクロワールドEX)を起動して、プログラミングの学習を行います。環境設定フィイル「環境設定.txt」によって、開く教材の場所を設定できます。
1.KAMEは、KAME.exe とKAMAフォルダからできています。
  KAMEの名前を教材の名前に変えることができます。
 
2.KAMEフォルダの中には、【作品】フォルダとMWEXフォルダがあります。






index.html は、教材テキスト。ホームページビルダーかワープロで作成します。
wall.jpg は、画像。ペイントソフトで作成します。
拡張子 .mwx は、作品ファイル。体験版マイクロワールドEXで作成します。
※ライセンス期間を過ぎると保存できません。







KAMEの設定.txtは、メモ帳で開いてKAMEの一部の機能を設定できます。


学年1.txt~学年7.txtは、児童名です。
学年名.txtは、それぞれの学年の名前です。
これは、共同利用しない場合は不要です。
 ▲TOP 


▲TOP
学年、学級、名前のセットアップ
KAMEをサーバーに入れて、共同利用する場合です。
共同利用するときは、次のようにセットアップすることで学習する児童の作品が児童ごとのフォルダに保存されるようにします。
(1) KAME.exe のファイル名の前にアンダーバー( _ )をつけて _KAME.exe とする。 
KAME.exe のファイル名の前にアンダーバー( _ )をつけて _KAME.exe とすると、学年、学級、名前を選択するウィンドウが出るようになります。
児童が作品を保存すると、デスクトップに作られた学年、学級、名前のフォルダの中に保存されるようになります。
(2) KAME → MWEX とフォルダを開き、学年1.txt ~学年名.txt をメモ帳で開く。
 
※学年数の最大は7、学年の学級数の最大は8、学級の児童数の最大は42 です。 
(3)学年名.txt の編集 
MWEXフォルダ内の学年名.txt は、 _KAME.exe を起動したときに表示される、「がくねんをえらびましょう」のボタンを設定するテキストファイルです。
ここで設定された学年の名前のフォルダが【作品】フォルダの中に作られます。
 
 <4年~6年まで表示の例>
 
(4)学年1.txt ~学年7.txt の編集
 MWEXフォルダ内の学年1.txt~学年7.txt は、学級名と児童名のボタンを設定するテキストファイルです。
 ここで設定された 学級名と児童名のフォルダが【作品】の学年名のフォルダの中に作られます。
<学年1.txt の例>  
 
 ▲TOP



▲TOP 
作品転送 
学習前にサンプル教材を準備していて、学習時にそれぞれの学習者の【作品】フォルダに教材を転送する方法です。
(1)転送される作品は、 作品1.mwx ~作品100.mwx の作品です。
<例>
 作品1.mwx
 作品2.mwx
 と2つの作品をMWEXフォルダに入れておくと、その2つの作品が【作品】フォルダにコピーされます。

(2)すでに転送されている同じ名前の作品1.mwx~作品100.mwx は、上書きされません。
  転送させるときは、【作品】内のその名前の作品を削除します。
 ▲TOP 



▲TOP 
リンク機能(きのう)
KAME.exe はブラウザソフトですので、通常のブラウザとしての機能があります。
通常のブラウザで作品のリンクを開くとダウンロードになり、作品で使われている音声ファイルがダウンロードされません。
KAMEは、ネット上の作品へのリンクを開くと、あたかも自分のPCの上で開いたように作品を開き音声フォイルもダウンロードされ、作品を自分のPCに上書き保存することができるなど、グラミング学習用にKAME独自の機能が追加されています。
これらの追加機能は、リンクの記述に追加して記述することによって機能します。

HTMLファイルへのリンク
リンク先をページ名にする
 書式  HTMLファイル名
 例  うごく絵を作ろう.html

・リンク先がHTMLフォイル名のとき、そのページを開きます。


マイクロワールドEXの作品へのリンク
リンク先をマイクロワールドEXの作品名にする
 書式  マイクロワールドEXの作品名
 例  うごく絵を作ろう.mwx

・リンク先がマイクロワールドEXの作品(作品MWXファイル、カメMWAファイル)のとき、MWEXフォルダにあるマイクロワールドEXを起動(きどう)して作品を開きます。
・通常のブラウザのように「ダウンロードしますか・・・」などのメッセージがでません。

フォルダをエクスプローラーで開く
リンク先をフォルダ名にする
 書式  フォルダ名/
 例  うごく絵を作ろう/

・リンク先がフォイル名でなく、フォルダ名で終わっていると、KAMEは、フォルダ名のフォルダをエクスプローラーで開きます。
・例のように書くと、「うごく絵を作ろう」のフォルダを開きます。

フォルダごとデスクトップにコピー
・リンク先の最後に半角文字の ! をつける
 書式 転送元フォルダ名/転送先フォルダ名!
 例 動く絵を作ろう/【学習1】!

 ・転送元フォルダをデスクトップの転送先フォルダに転送します。

例のように書くと、動くを絵を作ろう のフォルダをデスクトップに【学習1】のフォルダを作り、
その中に 動く絵を作ろう のフォルダをコピーします。

KAME(カメ)で使う教材として、フォルダをデスクトップに教材として実行できるようにエクスポート
・リンク先の最後に半角文字の $ をつける
 書式 転送元フォルダ名/転送先フォルダ名$
 例 動く絵を作ろう/【学習1】$

・転送元フォルダをデスクトップの転送先フォルダに転送し、さらに、MWEXのフォルダと名前をフォルダ名にしたKAME.exeを転送します。

例のように書くと、動くを絵を作ろう のフォルダをデスクトップに【学習1】のフォルダを作り、
その中に 動く絵を作ろう のフォルダをコピーし、
さらに、動く絵を作ろうのフォルダの中にMWEXのフォルダをコピーします。
さらにKAME.exe を動く絵を作ろう.exe の名前にしてコピーします。
この動く絵を作ろう.exe を起動すると、動く絵を作ろう のindex.html が開かれ、教材が利用できます。



マイクロワールドEXの作品で使う音声ファイルを【作品】フォルダにダウンロードする
・作品名につづけて、半角文字の &&& をつけて音声ファイル名を加える
 書式 作品名&&&音声ファイル1&&&音声ファイル2&&&音声ファイル3
 例 動く絵を作ろう.mwx&&&WAAI.wav&&&willtell.mid

・マイクロワールドEXの作品を【作品】にダウンロードして利用するとき、作品が音声ファイルや音楽ファイルをインポートしている場合は、作品と同じ階層にいっしょにコピーする必要があります。

・&&&A-Z.wavと書くことでA.wav から B.wav・・・ Z.wavまでをダウンロードできます。
・&&&A1-Z1.wavと書くことでA1.wav から B1.wav・・・Z1.wavまでをダウンロードできます。
・&&&A2-Z2.wavと書くことでA2.wav から B2.wav・・・Z2.wavまでをダウンロードできます。
・&&&A3-Z3.wavと書くことでA3.wav から B3.wav・・・Z3.wavまでをダウンロードできます。


マイクロワールドEXで使うファイルを【作品】フォルダにダウンロードするとき、サブフォルダを作る
・作品名につづけて、半角文字の ### をつける
・親ディレクトリにコピーするには、 ファイル名の最初に 半角文字の ..をつける
 書式 作品名&&&..音声ファイル1&&&音声ファイル2&&&音声ファイル3###DATA
 例 分類.mwx&&&..夏の音楽.wav&&&夏.jpeg###DATA

・分類.mwx が【作品】にダウンロードされるとき、画像ファイルをデスクトップにある【作品】フォルダにDATAフォルダを作って、その中にコピーします。
・ファイルの前に .. をつけると、作品と同じ階層のフォルダにコピーされます。
 上の例では、夏.jpeg は、 【作品】¥DATA にコピーされ、夏の音楽.wav は、【作品】にコピーされます。




アップデート
・CSSファイルを開き、CSSファイルに書かれた内容を実行します。
 書式 アップデートファイル名.css
 例 DL.css
・DL.cssファイルを開き、以下のように書かれた内容を実行します。

         CSSファイル内の書式
CSSの書式 ファイル名#MWEXフォルダの中のフォルダ名&
 NO.wav#音声・効果音&YES.wav#音声・効果音&
・\MWEX\音声・効果音 のフォルダの中に NO.wavとYES.wav を転送します。




 EXEプログラム起動
・EXEファイルを起動するときにパラメーターを渡します。
 書式 実行ファイル.exe+パラメーター
 例 HENKAN.exe+花子 太郎

・HENKAN.exe を起動し、第4パラメーターに「花子」、第5パラメーターに「太郎」を渡します。

 [第1:KAMEのファイル名] [第2:提示しているページのHTMLファイル名] [第3:【作品】のフォルダ名] [第4:花子] [第5:太郎]

※ 「花子 太郎」と一つにして渡したいときは、 HENKAN.exe+&quot花子 太郎&quot とします。
 [第1:KAMEのファイル名] [第2:提示しているページのHTMLファイル名] [第3:【作品】のフォルダ名] [第4:花子 太郎]


 ▲TOP  




▲TOP 
環境(かんきょう)設定(せってい) 
KAMEの機能の一部は、 環境設定ファイル「KAMEの設定.txt」をメモ帳で開いて設定できます。

(1)MWEXのフォルダを開きます。

(2)MWEXの中にあるKAME(カメ)設定(せってい).txt の上で右クリックして、メモ帳で開きます。






← KAMEの設定.txtを開きます。



(3)設定したい項目を変更します。


 ▲TOP 



▲TOP 
線画モード
KAMEから線画モードにして、画面に線を入れて説明したり、画面の一部をコピーして、画像と保存できます。
(1)画面右のの上にマウスカーソルを1秒以上を置くか、左クリックすると、画面全体がキャプチャーされ、線画モードになります。
 


(2)線画モードでは画面に線画を描けるようになります。
にマウスカーソルを置くだけでキャプチャーするので、動画の画面を表にしたままキャプチャーでき、静止画面になった動画画面に線画を描けます。

(3)キャプチャー、写真キャプチャーでのイメージは、クリップボードに入るので、ワープロ画面で貼り付けが行えます。
 ▲TOP 


▲TOP 
ライセンス 
KAMEブラウザから起動される体験版マイクロワールドEXは、ライセンス期間中は、製品版と同じように作品の保存ができます。
ライセンスキーを入力することで、ラインセンス期間を設定できます。



 インストールしてご利用の場合は、製品版をご利用ください。
 →https://microworlds.jp
 ▲TOP 



▲TOP 
ライブラリ画像のカスタマイズ 
KAMEの機能を使って、体験版マイクロワールドEXのライブラリ画像を学習に合った画像にします。
(1)ページの大きさ程度にした授業で使いたい画像をbmp形式かjpeg形式で準備します。
  画像ファイルの名前は、数字以外で、名前に空白の無い、わかりやすい名前にします。
 ※「線画」で切取り保存できます。

(2)KAMEの中にあるMWEXフォルダの中のGraphicsフォルダのどれか、カスタマイズしたいフォルダを開きます。
  

    例えばLandscape1をカスタマイズしたいときは、Landscape1のフォルダを開きます。
   

(3)この中のファイルを全部削除(あるいは、index.txtだけ削除でも良い)して、授業で使う画像ファイルを入れます。

(4)KAME.exe(この例では、動く絵を作ろう.exe)を起動(きどう)すると、ライブラリがカスタマイズされます。
  

※インストールされたマイクロワールドEXでは、「お気に入り」に登録して、インストール先に作られた「Favorites」フォルダのファイルをコピーして、利用する方法もあります。

 ▲TOP